補助金関連

事業再構築補助金第6回公募結果が公開されました


事業再構築補助金の第6回公募結果が公開されましたので、紹介します。

今回は前回よりさらに高採択率となり、ほぼ50%となっております。高採択率の原因の一つは応募件数が前回より5千件程減っていることだと思われます。通常決められた予算を使い切るまで採択されるため、応募数が少ないと採択率が高くなる傾向があります。今年度の募集は後2回、直近は今月(9月30日)締切となっています。応募数は減ってきていますが、おそらく予算額は同一だと思いますので、残り2回は非常にチャンスだと思います。事業再構築を考えておられる方は是非チャレンジしてみてください。

<直近:第6回 公募結果)>

応募件数 採択件数 採択率
通常枠 11,653 5,297 45.5%
大規模賃金引上枠 9 5 55.6%
回復・再生応援枠 2,933 1,954 66.6%
最低賃金枠 252 216 85,7%
グリーン成長枠 493 197 40.0%
合 計 15,340 7,669 50.0%

<参考:前回(第5回)>

応募件数 採択件数 採択率
通常枠 16,185 6,441 39.8%
大規模賃金引上枠 13 8 61.5%
卒業枠 21 9 42.9%
緊急事態宣言特別枠 4,509 3,006 66.7%
最低賃金枠 306 243 79.4%
グローバルV字回復枠 1 0 0%
合 計 21,035 9,707 46.1%

採択率は上記の通りで前回と同様の傾向ではありますが、最低賃金枠の採択率は非常に高率となっています。業種にもよりますが、可能であれば最低賃金枠で申請すると、採択される確率は格段に上がります。

 

今回残念ながら不採択となってしまった事業者の方で第7回に続けて申請される方は、9月30日が申請締切ですので、大至急準備が必要です。今回はいつになく締切までの日程が厳しいですので、不採択が続いているようでしたら、9月30日は諦め、事業計画書を抜本的に見直してから申請することも必要かと思います。

 

いづれにしても、今回も全体では50%近い採択率となっており、金額も大きいですので、非常に魅力的な補助金といえます。残り2回(申請者数も減ってきており、来年度も継続されるかは微妙です)非常にチャンスですので、是非この補助金をご活用ください。

事業計画書の作成に不安のある方は、お気軽に当事務所にご相談ください。お問い合わせ


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行政書士

楠田 三彦

ご訪問ありがとうございます。行政書士の楠田と申します。私は30年以上家電メーカーに勤務してきましたが、人生の折り返し地点を過ぎ、改めて残りの人生で何をすべきかを考えた時、「人や社会への貢献が実感できる仕事がしたい」と考え、行政書士事務所を開業いたしました。                                      約10年間パナソニック㈱の管理職として多数の事業計画書を作成してきた経験から、補助金申請に係る「事業計画書の作成」を得意としておりますが、現在の超高齢化社会の諸問題に貢献したいとの思いから、相続業務にも注力していきたいと考えております。                                    皆様方のお困り事に寄り添い、「人や社会」に役立つ仕事がしたいと本気で考えておりますので、お困り事がありましたら是非お気軽にご相談ください。全力でサポートいたします。                                                                                                                                【保有資格】                          ・ファイナンシャルプランナー(AFP)                ・消費生活アドバイザー              

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