来年度も大型補助金継続 令和4年度第2次補正予算閣議決定
令和4年度第2次補正予算が10月8日に閣議決定されましたので、補助金関係の内容をお伝えいたいます。
来年度についても十分な予算措置を行い、現在の補助金が継続されることがほぼ決定したと考えてよいと思いますが、正式には本国会で審議され決定されます。
<補助金関係の内容>
1.事業再構築補助金 5,800億円
・成長分野への転換を図る事業者(成長枠)に対しては、売上減少要件を撤廃
・大胆な賃上げに取り組む事業者には補助率・補助上限で新たなインセンティブ措置を実施
・市場規模が縮小する業種・業態からの転換や、円安を活かした国内回帰を図る事業者を対象とする
支援枠を新設
⇒令和5年度も事業再構築補助金は潤沢な予算で継続される見込みです。経済産業省の来期の重点取組
内容にもなっており、現在と同程度の採択率が継続するものと予測します。
2.生産性革命推進事業 2,000億円 国庫債務負担含め総額4,000億円
・ものづくり補助金
グリーン枠を拡充、グローバル市場開拓枠を新設、最低賃金を年45円以上引上げで上限を
最大1千万円引上げ。
・小規模事業者持続化補助金
インボイス枠を拡充し、課税事業者に転換する事業者の補助上限を50万円上乗せ
・IT導入補助金
補助下限額の撤廃
・事業承継・引継ぎ補助金
最低賃金+30円以上で補助上限を600万円⇒800万円への引き上げ
⇒国庫負担行為(複数年にわたる予算措置)により、令和6年度までの長期的な予算措置が行われる
予定で再来年についても、補助金が継続するものと思われます。
詳しくはこちら⇒中小企業庁公表資料