ものづくり補助金 18次公募の公募要領が公開されました!
ものづくり補助金の18次公募要領が公開されています。
申請締切が2024年3月27日(水)となっておりますので、製品、サービスの開発、生産プロセスの省力化等への投資をお考えの方は是非公募要領をチェックしてみてください。
尚、本年度は今回の公募が最終になる見込みです。
前回(第17次公募)は、結局省力化枠以外についての公募はなく、省力化枠以外への応募を考えておられる方は、今回の公募に応募するしかありませんので、期限に間に合うように早目に準備を進める必要があります。尚、今回の公募についても2024年12月10日までに導入した設備、システムの支払いが完了しておく必要があり、非常にタイトなスケジュールとなっていますので、申請を考えておられる方は、事前に設備メーカー等と入念に打合せしておく必要があります。
今回の公募については、昨年までの公募と以下の部分が大きく変わっておりますので、十分注意が必要です。
<これまでの通常枠との大きな違い>
これまでは「生産プロセスを改善して生産性を高める」ことが要求されておりましたが、今回の公募では、「革新的な製品・サービス開発の取組み」が必須となっております。少し前の事業再構築補助金のような内容となっておりますので、単に生産性を高める取り組みでは「製品・サービス高付加価値化枠(従来の通常枠)」で申請できませんので、ご注意ください。
<製品・サービス高付加価値化枠の公募要領>
1.補助対象者:中小企業者(業種毎に資本金と従業員数の制限が異なる)
製造業、建設業、運輸業、旅行業、卸売業、サービス業、小売業、旅館業等多岐にわたる業種が対象 |
2.補助額(製品・サービス高付加価値化枠(従来の通常枠))
●通常類型 |
従業員5人以下:100~750万円 |
6~20人:100~1,000万円 |
21人以上:100~1,250万円 |
●成長分野進出類型(DX・GX) |
従業員5人以下:100~1,000万円 |
6~20人:100~1,500万円 |
21人以上: 100~2,500万円 |
3.補助率
(通常類型)
1/2(小規模事業者:2/3) ※小規模事業者とは、従業員が、製造業・宿泊業・娯楽業で20人以下、卸売業・小売業・サービス業 で5人以下の事業者 |
(成長分野進出類型(DX・GX))
2/3 |
4.基本要件(補助金を申請する事業者は以下の要件を満たす事業計画を作成する必要がある)
・給与支給総額を年率平均1.5%以上増加 ・事業場内最低賃金を地域別最低賃金+30円以上の水準にする ・事業者全体の付加価値額を年率平均3%以上増加(付加価値額=営業利益+人件費+減価償却費) |
5.製品・サービス高付加価値化枠独自要件
・事業計画期間内に、新製品・サービスの売上高合計額が、企業全体の売上高の10%以上となる事業計画を策定する。 ・資金を金融機関から調達する場合は、金融機関に事業計画の確認を受け、確認書を提出する。 |
6.補助対象経費
機械装置、システム構築費、技術導入費、専門化経費、運搬費、クラウドサービス利用費、原材料費、外注費、知的財産権等関連経費 |
公式ページに掲載されている公募要領 ⇒公募要領